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behind the scenes: 女性との出会い

鮮やかな原色使いと独特なモチーフをあしらったアフリカン・プリント。これをビジネスに活用しない手はないと思った私は、バッグ作りをスタートさせようと決めました。では一体誰に作ってもらおうか。デザインや縫製の経験ゼロの私には、ビジネスパートナーが必要でした。

 ちょうど同じ時期、友人からある女性を紹介されました。4人の子供を女手一つで育てていた彼女。仕事といえば、畑を耕すことと、週に一度の友人宅の清掃作業だけ。まともな収入を得ることができず、子供たちに継続的に教育を受けさせるのは夢のまた夢という状況でした。

 ウガンダは、人口の半分以上を18歳以下が占める非常に「若い」国です。しかし大半の人は高等教育を受けることができず、何らかの理由で、途中でドロップアウトしてしまいます。仮に「東アフリカの東大」と呼ばれたマケレレ大学を卒業しても、30%の人しか就職口を得ることができません。ましてや教育も受けていない、強力なコネがあるわけでもない女性がまともな職を得るなんて、不可能に近い状況。子どもを養わなければならないプレッシャーに押され、やむなくセックス・ワーカーを選ぶ人もいます。

 友人に紹介された彼女に出会った時、それまで頭だけで理解していた事が現実のこととして目の前に現れた思いでした。そうであれば、教育を受けてなくとも、いい家を出ていなくとも、才能とやる気さえあれば、どんな人でも誇りを持って働ける場所を作ればいいのではないか。そんな思いが自然と湧き上がりました。

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