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behind the scenes: 成し遂げたいこと

私の学生時代から関心のある問題に「紛争を経験した国や地域は、どうすれば平和を取り戻し、紛争の再発を防止できるか」があります。現時点までに私が得た解は「雇用創出によって社会が安定化する」です。

 例えば、ある人が日々働くことで、その子供たちが学校に継続的に通うことができ、必要な医療費も支払えるようになり、生活レベルは全体的に向上します。また仕事を得ることで、自分が社会から必要とされていると感じ、自尊心を高めることができます。

 そういった人々が増えていくことでコミュニティー全体が安定化し、ひいては社会が安定するのではないかと考えています。そして人々が持続的に安定した生活を営めるよう、企業はセーフティーネットとして機能していく必要があると思います。

 冷戦崩壊以降、サハラ砂漠以南のサブサハラ・アフリカ地域で頻発した内戦では、仕事にまともに就けずに町中でたむろしていた人々が、政治家に扇動され、宗教や部族の違いなどを声高に叫びながら隣人を殺していきました。その時、彼らにちゃんとした仕事があれば戦闘に参加しようという選択にはならなかったかもしれない。「たられば」の話をしても仕方ないのですが、私はその可能性に期待するのです。

 「世の中に暮らす人々が自らの才能を開花させながら、誇りを持って生きることのできる世界」の実現。これは当社が掲げているビジョンです。今後も脆弱な社会で雇用を創出しながら、社会の安定に寄与できたらと考えています。

*こちらは12月26日の静岡新聞に掲載されたコラムを転載しています

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