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behind the scenes: 私の楽しみがビジネスに

2014年6月に私は国際農業NGOの仕事でウガンダ共和国に駐在することになりました。ウガンダは、国民の8割以上が農業関連従事者で、その大半が小規模農家。NGOでは、小規模農家の農業生産性と収入向上を目指したトレーニングを実施しています。平日は、農家を回ってウガンダ全土を訪問したり、農業省高官と会議をしたり、忙しく過ごしていました。ウガンダ北部を訪問する時には、決まって簡易フェリー(筏にモーターが付いたようなもの)でナイル川を渡るのですが、とても爽快な気分になったものです。

 そんな日々を過ごしていた私の唯一の楽しみは、現地の人たちが忙しく行き交うローカルマーケットで、鮮やかな色彩と独特の柄を有したアフリカン・プリント(布)を探し回ること。柄のモチーフは、動物やお金、農作物など、日々の生活に馴染みのあるものから、何の柄なのか想像もつかない幾何学模様など、様々です。お店の天井まで積み重ねられたたくさんの布の中から、やっとの思いでお気に入りの柄を見つけた時の達成感やワクワク感は、何とも言えません。そして購入した布を持って仕立屋に行き、自分好みのデザインで洋服やバッグを仕立ててもらうのです。自分だけの、世界で一つのワンピースやバッグを。

週末の度に作っていたため、すぐに私のコレクションは膨大なものとなりました。そしてある時、「この布を使った製品を日本で販売したら、女性たちに好まれるだろうな」と直感的に感じたのが、私のビジネスの始まりだったのです。

 

*こちらは10月10日の静岡新聞に掲載されたコラムを転載しています

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