職人技!手編みで一つひとつ丁寧に編みこむクロシェット・ストライプ・バッグ
皆さん、こんにちは。RICCI EVERYDAYの仲本千津です。
いよいよ2022年春夏の新作が、少しずつお目見えとなる時期になりました。私もようやく皆さんにご紹介できることがとっても嬉しい!今回はクロシェット・ストライプ・バッグをご紹介させていただきます。
別記事でクロシェット・ストライプ・バッグの特徴をまとめていますので、そちらもぜひチェックしてみてください。
私からは、このバッグのモトとなる生地を作っている生産工場についてお伝えします。
生産者であるTEXDAについて
こちらのバッグのモトとなる布地は、ウガンダの首都カンパラ市の東側にあるナムゴンゴという場所にあるTEXDA Ugandaという工房で作られています。
実はこれ、元々はマットや床に敷く敷物で、しかもTシャツを作る工場からでたハギレを買ってアップサイクルしているものなんです。イエローやブルー、グレー、クリームなど、様々なカラーのTシャツを作る時、裁断時にどうしても出てしまうハギレを繋ぎ合わせて、手で編み込んでいます。
(ちなみに下の写真のものは、Tシャツのハギレだけじゃなく、バナナファイバー(バナナの木の繊維)も入れて合わせているものです。ウガンダにおけるバナナの木は本当に万能。主食としてはもちろんのこと、調理器具(蒸し器)になったり、紙になったり、バスケットになったり、農業資材(バーククロスをはいだ後の処理に使用)にもなったり。とにかくウガンダの人々の生活に、バナナの木は欠かせない存在になっています)
女性たちが一つひとつ手で編んでいる姿も印象的です。とっても大きな敷物を編むために、テーブルの上にテーブルを重ねて、そこに座りながら作業をしているのですが、あまりの不安定さに見ているこちらがソワソワしてしまいます(汗)。こちらの不安は梅雨知らず、彼女はラジオを聴きながら黙々と編んでいました。
手で編んでいるということもあり、ひとつ仕上げるのにかなりの時間がかかります。そんな根気のいる仕事も、淡々とこなしてしまうウガンダの職人技には脱帽です。。。しかも複雑な柄も表現してしまう器用さも持ち合わせているという。。。
今日はクロシェット・ストライプ・バッグの布地を作っているTEXDAについてご紹介しました。春に身軽に持ちたい、シンプルバッグ。おすすめです!