工房のあるウガンダについて

ウガンダ共和国はアフリカ大陸の真ん中より少し東側に位置しビクトリア湖に面した内陸国。周囲をケニアや南スーダン、ルワンダやコンゴ民主共和国、タンザニアに囲まれています。湖に面していることから水資源が豊富で農作物がよく育ちます。

また赤道直下ですが、首都カンパラは標高が1,200メートルの所にあるため、実は年中「初夏の軽井沢」と呼ばれるほど過ごしやすい気候です。私たちの工房は、首都のカンパラ市中心部から車で30分ほど走らせた郊外にあります。

工房でのものづくりについて

工房では、都市部に暮らすシングルマザーや元子ども兵といった、社会的に疎外された人々を「作り手」として生産活動に巻き込んでいます。

 

彼女たちが生活を向上させながら、同時に自らが手掛けた製品を、誇りをもって世界に送り出すことのできる「場」を提供したいという思いから、2015年にRICCI EVERYDAYは生まれました。

 

ウガンダは、有名大学を卒業した人でも20%ほどの人しか定期収入のある職につけないと言われるほど、失業率の高い国。そんな状況下で、今まで教育を受ける機会が少なかった女性たちが、子どもを抱えながら働ける場所は、ゼロに等しいのです。

 

RICCI EVERYDAYでは、現地の女性たちに雇用を提供するとともに、彼女たちが自らのポテンシャルに気づき、意志と誇りをもって人生に向き合うきっかけを提供していきます。

 

ウガンダの工房では、20名ほどのスタッフが働いています。

生地を縫うミシンチームと革を手縫いするレザーチーム、細かなペーパービーズを作りつなぎ合わせる職人、輸出や管理業務を行う管理業務チームなど、それぞれ役割分担をしながら、日々の業務を行っています。 仕事を通じて本来の自分を見出し、プロフェッショナルとして輝く自慢のスタッフたちです。