RICCI EVERYDAY10周年の新たな挑戦【難民の未来を繋ぐ - 職業訓練の「その先」を支える新しい支援の形- 】
こんにちは。RICCI EVERYDAYの結城です🌸
2025年8月、RICCI EVERYDAYは創業から10周年を迎えます。
この節目のタイミングに、私たちは「ウガンダに暮らす難民とホストコミュニティの自立」を支援する新たなプロジェクトをスタートします。
その第一歩として、8月4日からクラウドファンディングを開始します。
今回は私たちの新たな挑戦とその想いについてお伝えします!
1.RICCI EVERYDAY創業10年の、新たな挑戦
2.ウガンダでいま、何が起きているのか?
3.寄り添い、伴走する「コミュニティ・ナビゲーター」
4.クラウドファンディングで、未来の種をまく
5.さいごに
1.RICCI EVERYDAY創業10年の、新たな挑戦
2015年、ウガンダに直営工房を設立し、ものづくりを通じて社会的に疎外されやすい立場に置かれた女性たちの経済的・内面的な自立支援をはじめました。
そして、今年で10年。
これまで積み重ねてきた経験と想いを生かし、私たちはウガンダ北部の難民居住区で新たな支援モデルに挑戦します。
2.ウガンダでいま、何が起きているのか?
ウガンダはアフリカ最大の難民受け入れ国ということをご存じでしょうか。現在約190万人の難民が暮らしています。
しかし、近年の国際情勢の影響により、国際援助が大幅に削減され、多くの難民が明日の生活もままならない状況に直面しています。
▽USAIDによる国別援助削減状況
そのような中で私たちは、縫製やマーケティングの職業訓練を通じて支援を始めましたが、そこで感じたのは――
「技術だけでは、人は自立できない」という現実でした。
(縫製学校を営み、同胞たちに技術を教えるブレンダ)
3.寄り添い、伴走する「コミュニティ・ナビゲーター」
そこで、私たちが新たに始めるのが
「コミュニティ・ナビゲーター」育成プロジェクトです。
コミュニティ・ナビゲーターとは、難民やホストコミュニティの中から選ばれたメンターのような存在です。
技術を活かしてどう働くか
起業するには何から始めるべきか
困った時に誰に相談すればいいのか
そんな悩みに寄り添い、一人ひとりが自分の力で生きていく道を描けるように、そっと伴走する存在です。
これは、従来の「外からの支援」ではなく、コミュニティの中から変えていく支援です。
(南スーダン難民の女性と、美しい刺繍と)
4.クラウドファンディングで、未来の種をまく
今回のクラウドファンディングの概要はこちらです◎
期間:8月4日(月)〜9月19日(木)
目標金額:200万円
期間:8月4日(月)〜9月12日(金)
目標金額:200万円
主な使途:コミュニティ・ナビゲーター6名の育成・フォローアップ支援(試験期間6ヶ月)
プロジェクトページはこちらから
さらに詳しい資金の使い道などは、プロジェクトページをご覧ください。
この仕組みがうまくいけば、他の地域や国にも応用できる新しい自立支援モデルとなります。
5.さいごに
「仕事」は人の人生を変えます。
RICCI EVERYDAYが10年間見てきたのは、それを実感できる瞬間の数々でした。
仕事は、その人に居場所を与え、
多くの時間を共にする仲間を与え、
「自分は必要とされている」という役割を与え、
自分が持つ技術への誇りを与え、
結果として、自己肯定感を高めてくれる。
その人の人生を豊かにし、その人の尊厳を守る役割を果たしています。
難民の方々が仕事につき収入を向上させる。。。
その小さな一歩を、私たちはこれからも共につくっていきたいと願っています。
このクラウドファンディングを通じて、
一人でも多くの方に、このチャレンジを知っていただき、共に歩んでいただけたら嬉しいです。
ご支援、どうぞよろしくお願いいたします!
プロジェクトページはこちら👉(https://camp-fire.jp/projects/870762/view)