ウガンダの伝統衣装

こんにちは。
RICCI EVERYDAY The Hill (代官山直営店舗)メンバーの真崎宏美です。

RICCI EVERYDAYの魅力あふれるバッグが作られているウガンダ。皆さんは、ウガンダの文化をどのくらい知っていますか?
特にバッグの素材にも使われているアフリカン・プリント生地は、現地の人々にどのように着こなされているのか、ご存知ですか?

実はウガンダには地域によって様々な伝統衣装が存在し、現在も多くの人の日常生活で着こなされています。
今回は、RICCI EVERYDAYのウガンダスタッフ・キャロルにオンラインでインタビューを行い、ウガンダの伝統衣装の魅力について詳しく伺いました!
ウガンダ女性が伝統衣装を着こなす場面や、地域ごとの特徴など、ウガンダの服装文化の魅力をたっぷりとお届けします!

 

  1. ウガンダの伝統衣装ゴメスって?
  2. 伝統衣装の着こなし方は?
  3. 西部特有の衣装、エミシャナナって?

 

  1. ウガンダの伝統衣装ゴメスって?

ウガンダでは、中央部に住むガンダ族の伝統衣装としてゴメス(Gomesi)が代表的です。主に女性が着る衣装として知られており、以下の写真のように角ばった肩の袖と、長い裾のワンピースにゆったりと大きめの帯を巻いたシルエットが大きな特徴です。主に、結婚式やクワンジュラ(Kwanjula)と呼ばれる、女性が両親に結婚相手を紹介するセレモニーなどで着用されています。とても華やかで豪華な服装ですよね!このゴメスは、昔は「ブスティ」とも呼ばれていたようで、材質の良し悪しによって、晴れ着や普段着用と使い分けられていました。また、腰に巻かれた大きな帯は、「キタンバラ(Kitambala)」と呼ばれ、基本的に結婚式など晴れ着にのみ使用されています。


また、もう一つの代表的な服装としては、チテンジが挙げられます。チテンジとは、東アフリカ地域全般で見られる、ドレス用の布地「キテンゲ」のことで、ウガンダでは「チテンジ」「チテンゲ」と呼ばれています。セレモニーで着用されるゴメスに対し、チテンジは普段着として着用される伝統衣装です。ウガンダの人々は、チテンジを様々な場面に合わせてドレスとして仕立ててもらい、自由に着こなしているのです。

  1. 伝統衣装の着こなし方は?

キャロルの話では、このようなゴメスをはじめとする伝統衣装の着こなしは、世代や場面によっても違いが出るのだそうです。ウガンダの家庭では、一般的に母親や祖母などから、おさがりとしてお気に入りのゴメスを娘や孫に与える文化があるとのこと。

その一方で、若い世代の女性たちは家族からのおさがりを着用するより、自分たちで新しいものを購入することを好む人が増えている他、結婚式の雰囲気によって色味を揃えたゴメスを着用するなど、より自由な着こなしがトレンドのようです。

また、「ゴメスは少し古く感じてしまう」という理由から、ムシャナナ(Mushanana )と呼ばれる伝統衣装を好む女性も多いんだとか。ムシャナナとは、以下の写真のように肩から一枚布を巻いた伝統衣装で、ウガンダやルワンダ、ブルンジなどの地域で広く着用されています。こちらも結婚式の衣装としてよく見られるようで、素材として昔は動物の毛皮なども使われていましたが、最近ではシルクやサテンのような柔らかで豪華な素材で作られているのが一般的です。

ここまでは女性の伝統衣装を中心にご紹介してきましたが、男性の伝統衣装も見ていきましょう。

ウガンダの男性の伝統衣装として代表的なのは、カンズ(Kanzu)です。カンズは、19世紀後半以降にアラブ商人たちによってもたらされた綿布製の伝統衣装です。シンプルな白色で作られた、くるぶしまでの長さのゆったりとした服装で、ウガンダやタンザニアなど、スワヒリ人男性の標準的な衣服とされていました。入ってきた当初は、ウガンダのブガンダ国王などの上流貴族のための衣装とされていましたが、次第に一般の男性にも広く着用するようになりました。

ファッションにこだわりがある人たちは、伝統衣装の中でもお気に入りのデザインを見つけるためのアンテナを張っているようで、ウガンダスタッフも街角で好みの衣装を探しているとのことでした。
同じような伝統衣装でも色味やデザインの好みは、世代によって全く異なるそうで、若い世代の女性たちは、伝統の中にもよりスタイリッシュさが出ているものを選ぶ人が多いようです。

このように、世代によっても伝統衣装の好みや着こなしが変化しているのは大変興味深いですね!

  1. 西部特有の衣装、エミシャナナって?

ウガンダの伝統衣装は、地域によっても違いがあり、地方の伝統衣装でも有名なのがエミシャナナ(Emishanana)です。エミシャナナとは、ウガンダ西部で見られる、セレモニー用の伝統衣装です。一般的に女性の片方の肩からベールをかけた衣装のことを指します。男性は、西部でも結婚式の衣装として先述のカンズ(Kanzu)を着用することが多いようです。

エミシャナナは、西部地方で結婚する女性や西部出身の男性と結婚する場合に着られるのが一般的で、写真のように落ち着いた雰囲気の中にゴージャス感が漂う衣装なので、人気も高いのだとか。シルエットは、先ほどご紹介したムシャナナと似ていて、とても優雅な雰囲気が漂っていますね!素材としては、エミシャナナよりムシャナナの方が柔らかい素材を使用することが多いようです。

いかがでしたか?
一言にウガンダの伝統衣装と言っても、様々な種類や着こなしが見受けられましたね。
世代によってもカスタマイズに違いが出ている点を考えると、私たちが浴衣や着物など、日本の伝統衣装から新しさを見出すように、ウガンダの人々も伝統衣装から新しい自分らしさを見つけているのかも知れませんね。

参考資料:
・『「きもの」と「くらし」第三世界の日常着:
ウガンダ カンズとブスティ』 吉田昌夫著
・『ウガンダを知るための53章』
吉田昌夫・白石壮一郎編著

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