ウガンダに恋して、アフリカに生きる - ウガンダから始まった、私の人生ストーリー -

こんにちは、RICCI EVERYDAYの結城です。


今回のコラムでは、私の「アフリカ人生ストーリー」をお届けしたいと思います。

19歳の時のウガンダへの渡航をきっかけに、私はアフリカの虜になり、人生の軸も大きく変わりました。

ウガンダでの経験とこれまでの歩みを綴ったので、ぜひ最後までお楽しみください!

 

1. 初めてのアフリカ・ウガンダ

2. アフリカに恋した瞬間

3. 人生の軸がアフリカになった

4. これからもアフリカと共に歩んでいく


1.初めてのアフリカ・ウガンダ

(Masakaで出会った近所の子供たち)


私がウガンダにいくきっかけになったのは所属していた学生団体です。大学1年生の春休みに挑戦してみたい!という想いから渡航を決めました。


この時はアフリカについて何も知らず、ウガンダに決めた理由も「日本から遠いから面白そう」「一生アフリカ行かなそうだから今行っておこう」という単純な理由でした。


未知の土地に行く不安はありましたが、それ以上に「自分の目で確かめたい」というワクワクした気持ちが大きかったのを覚えています。


まず最初に訪れたのは首都のカンパラから2時間ほどかかるMasaka(マサカって日本語みたいですよね笑)というところです。


ここではほぼ自給自足のような生活をしながら現地のNGOの代表と組織を継続的に運営するための戦略を考えました。


首都に滞在することになり、最初はやることがなく戸惑いましたが、「せっかくの機会を無駄にしたくない」と思い、自分にできることを探して動きました。現地の学校に飛び入りしたり、スラムを訪れたりする中で、多様な現実に触れることができました。

(飛び入りした学校の授業)

 

(Landfil・首都中のゴミがここに集められます)


その中でウガンダにいる日本人の元で働けないかと思うようになりました。


そこで「日本人 ウガンダ 起業家」と検索して見つけたのがRICCI EVERYDAYの代表、仲本さんです。そこからインターン募集をしていることを知り、すぐにメールを送りました。

 

その結果、帰国後RICCI EVERYDAYでインターンをすることが決まりました!


上手くいかなかった現地生活があったからこそRICCI EVERYDAYと出会えたと思うと、辛い経験もいい思い出のように思えます。

 

2.アフリカに恋した瞬間

(孤児院で帰国前にfarewell partyを開いてくれた)

 

ウガンダ滞在3週目からは別のNGO団体でボランティアをすることになりました。


そのNGOは孤児院や学校を経営しており、日中は学校で授業、夜は孤児院に滞在していました。


そこでの生活は「人との繋がり」と「愛」を感じる時となりました。


一緒に暮らしていた人々とは毎日いろんなことを語り、多くの愛と経験をいただきました。


暮らしている中で「人は1人では生きられないから、人との繋がりが大切だ」ということも実感しました。

(教えていた学校の生徒たち)


そしてもちろん自然が素晴らしい!!!!!

 

サファリでは象やライオン、キリンが自然のままに生きている姿をみて、自然の雄大さを感じました。


サファリ以外にもビクトリア湖でジップライニングしたり、マーチソンフォール滝に行ったり、ナイル川をタイヤで下ったりという経験ができました。

(サファリで見た像の親子)

 

さらに私がウガンダで影響を受けたのが現地の若者の熱意です。

ちょうど私が所属している団体のカンファレンスがあり、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、ガーナ、コンゴから来た大学生たちとアツい時間を過ごしました。


より良い社会を作るには?社会課題についてなどを話したのですが、参加者の知識の多さと意見をしっかり持っているところに驚かされました。


将来の話をしていると「起業して自分の国の問題を解決したい」と起業を目指している人が多く、モチベートされました。

(3日間行われた学生カンファレンス)



3.人生の軸がアフリカになった

6週間であまりに多くの影響を受け、帰国後もアフリカに関わっていきたいと思うようになりました。


初めはどう関われるかわからず、JICAの食堂を訪れてアフリカ出身の方に話しかけたり、アフリカで仕事されている方のトークイベントを訪れたりしました。


その後、2025年のTICADに向けたアフリカと日本の若者による政策提言プロジェクト、横浜市主催の横浜からアフリカに繋がる学生プロジェクト(ビジネス・政策提言)に参加しました。

(アフリカと日本の若者による政策提言プロジェクト : Youth Agenda 2055 - The future We Want / Africa Japan Youth Policy Proposal & Action plan, from TICAD9)

また、アフリカ(特にガーナ)でAIとドローンを使ってマラリア対策を行っている会社でインターンを始め、タンザニア事業に携わりました。

(スタートアップが集まるイベントでのピッチ)

2025年の3月からは2度目のアフリカ渡航に行き、タンザニア、ルワンダ、ウガンダ、ケニアを訪れました。


現地でホームステイし、より深く関わることができました。(この経験に関しては後日コラムにしようと思います!)


そしてキリマンジャロに滞在しているときに出会った現地NGOの方と余剰バナナから価値を生み出したいという話になり、バナナ事業を始めることになりました!

(バナナ事業を一緒に行う現地NGO団体の代表と)

 

神戸市が開催するビジネスコンテストでは優勝し、起業サポートプログラムにも参加しています。


2025年のTICAD (アフリカ開発会議)はもちろん全日参加し、日本の総理大臣を始めとする議員の方々、アフリカの大統領を始めとする政府関係者、アフリカに関わる日本企業などと出会うことができました。

 

初日は模擬アフリカ連合会議にウガンダ代表として参加し、その後は国連ブースとインターン先のタンザニア事業のブースを担当しました。

 

アフリカに情熱を持っている人々と出会うことができ、とても有意義な時間となりました。

(模擬アフリカ連合会議のウガンダ代表)

4.これからもアフリカと共に歩んでいく

(カンファレンスで出会ったガールズたち)

この渡航を経て私は2つの人生のビジョンを掲げています


「熱意やポテンシャルのある若者が力を発揮できる社会をつくる」

「アフリカと日本の架け橋になる」


直近では、今月末からガーナの国連機関で半年間インターンを行います。


アフリカで起業家支援に携わりたいという夢に少しでも近づけると思うととても嬉しいです。


来年はアフリカで行いたいプロジェクトがあるので大学を休学し、4年生もアフリカで過ごす予定です。


たった6週間のウガンダ渡航から、まさか人生かけてアフリカに関わるとは思ってもいませんでした。

ビジョンを達成できるようこれからもアフリカと共に歩んでいきます。


RICCI EVERYDAYでのインターンは一区切りとなりますが、ここでの学びを胸に、次のステージに進んでいきます。


また皆さんに近況をお伝えできる日を楽しみにしています。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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