女性に対する暴力撤廃の国際デーとは?私たちが伝えたいメッセージ

 

こんにちは、RICCI EVERYDAYの佐々木です。先日久しぶりにとある島に行き、心と身体をリフレッシュしてきました。澄み渡った空の下で過ごす時間はとても贅沢でした。


さて今回は、11月25日の「女性に対する暴力撤廃の国際デー」に合わせてコラムを書きました。



1.女性に対する暴力撤廃の国際デーとは?

2.この日が生まれた背景

3.日本での取り組み

4.RICCI EVERYDAYとの関係とは

5.最後に



1.女性に対する暴力撤廃の国際デーとは?


女性や女児に対するあらゆる暴力の撤廃を啓発する日として、国連が定める国際デーとなっています。12月10日の人権デーまで16日間にわたってキャンペーンが開催されます。


今年のテーマは「団結しよう!女性と少女に対する暴力撤廃へ向けた行動のために」(UNITE! Activism to end violence against women and girls)。

暴力のない明るい未来を象徴するオレンジ色を使い、キャンペーンが行われます。



2.この日が生まれた背景


女性に対する暴力撤廃の国際デーは、1997年に国連総会にて採択されました。

1960年にドミニカ共和国で独裁政治への反対運動を行っていたミラバル姉妹が政府によって暗殺されたという事件をきかっけに、女性・女児に対するあらゆる暴力が強く意識されました。


この国際デーが採択されてから25年経っていますが、国連によると、女性の3人に1人が生涯で一度は身体的・精神的な暴力を受けることがあると言われています。


先進国、途上国問わず世界中で続いており、この数値は約10年たっても変動していないそうです。



3.日本での取り組み


実は日本でも毎年この時期を中心に活動が行われています。



①UN Women日本事務所と文京区


文京区の学校や施設で、出前授業や講座などを開催しています。

子どもたちだけではなく、保護者も一緒に学びながら無意識のステレオタイプやジェンダーギャップに関する内容など、ジェンダーについての講座を開講しています。

幼いころからこうした課題を知ることで多角的な視点で物事を考える力を身に着けることができそうですね。


また、文京区では3月8日の国際女性デーの時もUN Women日本事務所と連携して活動を行っています。



②内閣府


内閣府では「性暴力を、なくそう」をテーマにリーフレットを作成し、悩んでいる方が相談できる場を提供しています。

また、11月12日には、女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンにちなんで、全国各地の電波塔やモニュメント、商業施設がパープルにライトアップされました。

2022年のライトアップは11月25日で終了しますが、毎年この期間にパープル・ライトアップが開催されるそうです。



4.RICCI EVERYDAYとの関係とは


RICCI EVERYDAYと女性に対する暴力撤廃の国際デーとの関係は“スタッフ”です。

ウガンダでモノづくりを行うスタッフは、元子ども兵やシングルマザーといった社会的に疎外された人たちです。そんな彼女たちも自ら手掛けた製品を日本をはじめとする世界に送ることで誇りをもって働くことができています。

 

 

単に商品が可愛いから、実用的だから購入することも、私たちにとってとても嬉しいことですが、商品を通じて私たちが届けたいメッセージを受け取っていただけたら幸いです。



5.最後に

 

ジェンダー平等と言われていますが、未だに世界では多くの女性が暴力を受けています。私たちができることは微力かもしれませんが、この機会に撤廃に向けて小さなアクションを一緒に始めませんか?


<参考>

UN Women 

UN Women 日本事務所

内閣府男女共同参画局

文京区