【2020年10月2日】レジ袋有料化、そしてその後を追う


こんにちは。

RICCI EVERYDAY The Hill(代官山直営店舗)メンバーの西野萌です。

10月に突入し、秋の深まりも本格的になってきましたね。
虫の鳴き声がとても心地よく感じるここ最近です。

その一方で、天気にフォーカスしてみるとスコールや大型の台風が発生するなど地球温暖化による異常気象が年々存在感を増しています。

私が幼い頃にはここまで地球温暖化の問題が身近に迫っているという実感が無かったのですが、ここ数年で改めてひとりひとりが考えて、取り組んでいかなければいけない問題なのだと感じます。

さて、2020年7月1日より全国でプラスチック製レジ袋が有料になることが経済産業省より発表されました。

RICCI EVERYDAYでも以前より、過剰包装を避け、紙袋の有料化やハギレの再利用など環境への負荷軽減に微力ながら取り組み、サステイナブルな社会を目指して努めてまいりました。

なんとなくプラスチックは環境に悪い、海洋汚染の原因になっているという認識はあると思うのですが、具体的にどのような影響を及ぼしているかご存知ですか?SDGsでは「14、海の豊かさを守ろう」という、開発目標のひとつとして掲げられています。今回、プラスチック製品がもたらす環境問題、そしてレジ袋有料化のその後を調べてみました!

『プラスチックゴミによる海洋汚染問題』

プラスチックはその加工のしやすさから様々な製品に使用されています。しかし軽量であるため、道端に放棄されたゴミは川に飛ばされ、やがて海へと流れ着きます。
では「しっかりと捨てれば問題ないのではないか?」と疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますが、国連のレポートによると79%のプラスチックが不法投棄されたり、埋め立てられたりしており、たった9%がリサイクルされているそうです。
こうして生まれる海洋汚染は大きく分けて3つの悪影響をもたらします。

1つ目は疑いようもなく、海洋生物への影響です。漂流しているプラスチックゴミは海の中で岩にぶつかったり、日光の影響で粉々になっていきます。そうした細分化されたプラスチックを、誤って海の生き物が食べてしまい、体内に蓄積されていたというケースが多数報告されています。

2つ目は漁業への影響です。
海洋汚染の影響で漁獲量が減少したり、漁獲の際に使用する網にプラスチックゴミが引っ掛かり、漁業の妨げになっているそうです。綺麗な海を売りに、観光を推進している地域へも影響が出ています。

3つ目は人体への影響です。プラスチックを摂取して育った海産物を口にすると、必然的に我々の体内にもプラスチックを蓄積してしまいます。プラスチックの成分には発がん性を含むものも報告されています。(国連広報センターより)

『レジ袋有料化より2ヶ月、、、』

レジ袋が有料化してから早くも2ヶ月が経過しました。では実際にマイバッグの普及率はどのくらいなのでしょうか?
ウォルマート・ジャパンは全国の西友でマイバッグの持参率が2020年8月に70.1%を達成したと発表しました。西友では2007年より全店でマイバッグを持参した場合は合計代金より2円割引するというキャンペーンを行っていましたが、2011年時点の持参率は52.1%と、有料化された現在と比べると大きく差があることが分かります。(参考:https://bsp.corporate.walmart.com/japan/_news_/2012/09/12/701

一方で、レジ袋がないと生ごみの処理やペットの散歩時やゴミ袋に困るという声も最近ではよく聞かれます。実際にプラ素材で出来たエコバッグを使用する場合、50回以下の使用で処分すると、レジ袋を使用するより環境への負担が大きいと言われています。
さらにこのコロナの影響によりマスクやフェイスシールド、デリバリーやテイクアウトの増加、オンラインショッピングの増加により、プラスチックゴミが以前よりも増えているそうです。
衛生問題vs.環境保全は恒久の課題とも言えそうです、、。

『世界のレジ袋事情』

では、世界ではどのような取組みが行われているのでしょうか?
日本より早くこのプラスチック問題に取り組んでいる国はたくさんあり、既に60カ国以上の国でレジ袋禁止も含めた規制が行われています。

例えばイギリスでは、必ずレジの際にマイバッグを持っているのかを問われ、レジ袋は5ペンス〜10ペンス(約7〜15円ほど)で販売されています。そのレジ袋も上の写真のように「繰り返し使ってね」とのメッセージと共に丈夫に出来ており、こちらをマイバッグとして繰り返し利用している人もちらほら見かけます。

さらには、なんとそのままたい肥として使用できるレジ袋もあります!その袋は、生ごみ処理としての使用、もしくはそのままたい肥としての使用が推奨されています。

また最近、日本でも需要が増えてきているスーパーのオンラインサービスですが、私が利用するイギリスのオンラインスーパーでは受け取り時間を指定し、配達のトラックが来たら、マイバッグを持参して荷物を受け取りに行かなくてはいけません。この際にスーパーからサービスでレジ袋がもらえることはないので、「オンラインだから!」とまとめ買いをしたら部屋まで運びきれなくなり、部屋とトラックを往復することもしばしば、、。笑 
不便なようにも感じますが、日本のサービスは時に環境保全の観点とは逆行しているのかもしれないと考え直すきっかけになりました。

いかがでしたか?世界経済フォーラムの発表によると、2050年までに海洋中のプラスチック量が海洋生物を上回ると言われています。

このコロナ禍では衛生環境を整えることに目が行きがちですが、このレジ袋有料化を機会に生ごみをたい肥にして家庭菜園を始めた方も多いようです。
レジ袋有料化に関して賛否両論ありますが、私たちが普段何気なく使っていたものに対して本当に必要であるかを見直すきっかけなのではないでしょうか?

なるべくいらないプラスチック製品はもらわない、もしもらってしまった場合は可能な限り再利用するなど、常日頃の習慣を見直すことが大事かもしれませんね。

RICCI EVERYDAYでも、様々な容量のお買い物バッグを取り揃えております。ぜひお気に入りのマイバッグを探してみてくださいね!

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