世界子どもの日:わたしの一日、わたしの権利
こんにちは!RICCI EVERYDAYの澤です🍂
師走の気配が少しずつ近づき、朝晩の冷え込みがぐっと深まってきました。
最近はインフルエンザが流行しているようですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日11月20日は「世界子どもの日」ということで、この日が制定されたのにはどのような背景があるのでしょうか。
またRICCI EVERYDAYと子どものつながりについて紹介したいと思います。
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1.「世界子どもの日」
2.RICCI EVERYDAYと子どもたち
3.おわりに
1.「世界子どもの日」
毎年11月20日は「世界子どもの日」です。1954年、すべての子どもが差別なく守られ、互いを理解し合い、よりよい未来を築くことをめざして国連が定めました。
2025年のテーマは “My Day, My Right(わたしの一日、わたしの権利。)”。
世界ではいま、4億1200万人もの子どもが極度の貧困に置かれ、住まい・食事・教育・医療といった、生きるために欠かせない基礎的な環境すら整わない子どもが9億人近くに上ります。
今年のテーマは、子ども自身の視点から「日々の生活の中で権利がどのように守られ、あるいは損なわれているのか」を世界に届けるという意図が込められています。
また、この時期には世界各地で子どもや若者を主体としたイベントが多数開催されます。
日本でも「ユースフェスティバル」が予定されており、学生団体などが社会課題をテーマに多彩なセッションを行う予定です。
2. RICCI EVERYDAYと子どもたち
RICCI EVERYDAYの工房では、多くの女性が「作り手」として働いています。
その中には、シングルマザーや、かつては子ども兵だったスタッフもいます。
ウガンダでは、有名大学を卒業しても安定的に収入を得られるのはわずか約2割と言われ、働き口は非常に限られています。
まして教育を受ける機会の少なかった女性が、子どもを育てながら働ける場所となると、選択肢はほとんどありません。
それでも、工房で経験を積むことで経済的に自立し、家族と一緒に暮らせるようになったスタッフもいます。
また、収入が安定したことで、子どもの学費をまかなえるようになったり、日用品や衣服を買う余裕が持てるようになったスタッフも増えています。
いつも応援してくださるみなさまの支えによって、彼女たちは誇りをもって働き、家族の生活を守る力を育んでいます。

工房のキャロルさん。
十分な給料を得られるようになったことで、家族の学費を払えるようになったそうです。

同じく工房のグレースさん。
子どもを学校に通わせたり、必要なものを買ったりする余裕ができたそうです。
RICCI EVERYDAYの取り組みは、ウガンダのみならず、日本の子どもたちにも広がっています。
代表・仲本千津のこれまでの歩みを綴った著書「アフリカで、バッグの会社はじめました」が、2024年の読書感想文コンクール課題図書に選ばれています。
挑戦の連続だった仲本千津の半生は、子どもたちが自分の将来を思い描くきっかけにもなるはずです。
3.おわりに
いかがでしたでしょうか。
「世界子どもの日」は、子どもたちが安心して毎日を過ごすための権利について考えるうえで、大切なきっかけになると思います。
また、RICCI EVERYDAYの取り組みも、ウガンダの家族や日本の子どもたちの未来を支える小さな一歩につながっています。
子どもたちの笑顔が続く社会に向けて、これからも一緒に歩んでいければと思います。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
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