「アフリカンプリントが異なる文化に対して寛容になるきっかけになれば」-SNS運用担当 佐々木梓乃-

こんにちは。
RICCI EVERYDAYの高槻です。

今回の「私が一歩踏み出した時」の主人公はRICCI EVERYDAY The Hill(代官山直営店舗)のメンバーであり、SNSの運用や定期便サービス「アケロ・ボックス」等、さまざまな業務に携わる佐々木梓乃さんです。


私自身、佐々木さんとあまりお話をする機会がなかったので、今回のインタビューは、彼女の考えや想いを聞くことができた貴重な時間でした。


RICCI EVERYDAYの多くのサービスの裏には、佐々木さんの「こうしたらより良くなるのではないか」という意見や視点があると感じます。2年という歳月をRICCI EVERYDAYと共に過ごし、ブランドをパワーアップさせてきた佐々木さんのお話を、今回のコラムでめいいっぱいお伝えできたらと思います。


1.RICCI EVERYDAYとの出会い

2.人生の分岐点・「世界青年の船」

3.RICCI EVERYDAYで働くことで見えてきたもの

4.アフリカンプリントを通じて感じた想い

5.今後の展望



1.RICCI EVERYDAYとの出会い


佐々木さんがRICCI EVERYDAYに関わり始めたのは、2019年の9月から。アフリカに興味を持ち始めてから、たまたまFacebookでRICCI EVERYDAYの存在を知ったそうです。


また、当時webメディアの学生団体に所属していたそうで、取材としてブランドについてお話を聞いたこともあるそうです。


「発信することが好きで、SNSの運用に関わりたい!と弊社代表・仲本千津に伝えました。そこからインスタグラムやFacebookなどのSNSの運用を主に担当しています。」



2.人生の分岐点・「世界青年の船」


佐々木さんがアフリカに興味を持つきっかけになったのは、大学2年生の時に参加した内閣府の国際交流事業プロジェクト「世界青年の船」。

18~30歳の参加者が船内で共同生活を送り、ディスカッションなどを重ね、異文化コミュニケーションを体験するというプログラム。


もともと英語や国際交流に興味があった佐々木さんは、この事業をFacebookで見つけ、単独での参加を決めたそうです。

 

(世界青年の船にて。参加者全員でそれぞれの国のコスチュームを着て撮影。)


「ひとりで参加することに対する緊張よりも、どんなことが起きるのかワクワクする気持ちの方が強かったです。」


この事業で、世界中のさまざまな地域の人に出会った佐々木さん。


「事業に参加するまで、アフリカに対してネガティブなイメージを持っていました。しかし、アフリカ出身の方に出会い、交流を通して、アフリカンプリントの存在を知り、アフリカの面白さに気づき、もっと知りたいと思うようになりました。」


「船の中での出会いから、自分がやりたいことをどんな手段を使ってでも実現するということが大事だと気づきました。今でも、私の意思決定のプロセスにおいて重要なポイントです。」

 

(航海の途中。見るたび異なる景色に感動していました。)



3.RICCI EVERYDAYで働くことで見えてきたもの

 

(旅行の時にはミニアケロを。RICCI EVERYDAYで初めて買った商品です。)


「自分が何気なくみているオンラインサイトの裏側を知ることができました。オンラインサイトは、どうやったらお客様が快適なお買い物ができるのかを考えて、地道に改善し続けた積み重ねなんだと気づきました。」


また、RICCI EVERYDAYで働いたことは、進路選択にも大きな影響を与えたそうです。


「RICCI EVERYDAYにおいて、過去にあったことが、どうやって今につながり、それがどう将来に関わってくるのかを学びました。」


その経験を通して、かねてから問題意識を持っていた環境問題に対する学びを深めたいと大学院へ進むことを決めました。大学院では地球環境学を専攻しています。


「RICCI EVERYDAYで働いていなかったら、大学院に進むという決断はしていませんでした。そういった面でも、私の人生においてこのインターンシップは大事な位置づけとなっています。」

 

(竹製のカップ。可愛いだけでなく、軽くてお手入れもしやすいのでお気に入り。環境に良い行動を心掛けています。)



3.アフリカンプリントを通じて感じた想い


「RICCI EVERYDAYに関わるうえで、ひとりでも多くの人にアフリカンプリントの魅力やファッションを楽しんでもらえるように発信を続けたいです。」


佐々木さんは続けます。


「アフリカンプリントを通じてアフリカに対するネガティブなイメージをポジティブにしたいです。また、アフリカンプリントが他の文化に対して寛容になるきっかけになればと思います。」


「異文化を受け入れるということに関して、自分自身も変わらなければいけない部分がまだあります。周りも巻き込みながら、みんなで変わっていきたいです。」



5.今後の展望


今後の展望についても聞きました。


「環境問題や、多文化共生など自分が興味のあることをテーマに、できることを探していきたいです。」


また、学部生時代は英語教育を専攻していた佐々木さん。今現在、教育分野に関しても学び続けているそうです。


「教材開発や教育改革など、教育分野に対しても自分がもっている問題意識でアプローチできるようになりたいです。」


自分の興味のあることを探求し続ける佐々木さん。


いつかその点が線になり、佐々木さんだからできることが形になっていくと思います。


今回の「私が一歩踏み出したとき」はいかがでしたか?
ぜひ感想をSNSなどで教えてください。SNSのチェックもお忘れなく!


佐々木さん、インタビューにご協力いただきありがとうございました。

次回のストーリーもどうぞお楽しみに。

参考URL: 青年国際交流 - 内閣府 (cao.go.jp)