【2021年1月11日】"人間臭さ"の魅力 ~ 直営店舗スタッフ 西野萌 ~

こんにちは。
RICCI EVERYADAY The Hill (代官山直営店舗)メンバーの橋本です。

さて、今回のエンパワメントストーリーはRICCI EVERYDAYインターンとして働いている西野さんの人生の物語をご紹介します。

西野さんは私と同じタイミングでインターンとして入り、いつもミーティングなどで顔を合わせています。ただ、西野さんのこれまでの人生については詳しく聞くことがなかったので、インタビューがとても楽しみでした!

現在イギリスの大学に在学中の西野さん。
イギリスでの大学生活についてもお伺いしましたので、ぜひご覧くださいませ。



Q1. 現在イギリスの大学に在学中ということですが、何年生ですか?
また、専攻は何ですか?
Q2. イギリス留学のきっかけは?国際開発学に興味があってイギリスに行った?
Q3. 今まで読んだ中で心に残っている本はありますか?
Q4. イギリスの生活はどうでしたか?
Q5. 日本にいた時とイギリス渡ってから、自分の中で変化はありましたか?
Q6. RICCI EVERYDAYを知るきっかけは?
Q7. 働いてからRICCI EVERYDAYの印象は変わりましたか?
Q8. RICCI EVERYDAYで働いて、ご自身の将来のビジョンに何か影響はありましたか?
Q9. 小さい頃のゆめは?
Q10. 女性のエンパワメントや環境問題などについて
いつから興味をもちましたか。
Q11. 西野さんの今後の展望は?
Q12. 最後に!西野さんのラッキーアイテムを教えて下さい。



Q1. 現在イギリスの大学に在学中ということですが、何年生の代ですか?また、専攻は何ですか?

「現在は2年生の代になるのですが、日本の大学とちょっと違うところがあって、イギリスの大学は3年制なんです。
イギリスでは高校生の間に、日本でいう大学1年生までのカリキュラムを終えなければなりません。そういうシステムなので、私は高校を卒業してすぐイギリスに渡ったのですが、最初の1年は大学に付随しているファウンデーションコースというコースに通って、英語の勉強をしながら大学1年生の内容を勉強して、それから本格的に大学に通いました。なので、イギリス生活としては3年目になりますが、学年は大学2年になります。」

ーへえー!イギリスの大学が3年制度だとは知らなかったです。ファウンデーションコースというコースにも通って、勉強されたんですね。ファウンデーションコースではなにを学ぶんですか?

「大学で専攻する内容を少し勉強しながら、授業の受け方や、レポートの書き方などを学びます。いろんな国籍の方もいらっしゃいます。専攻は国際開発学で、副専攻ではインターナショナルビジネスを取っています。」

ー国際開発学というのはどういうものなのでしょうか。

「国際開発学はイギリス発祥のものです。簡単にいうと、途上国にある問題や先進国と途上国の関係性を学んだりなどします。イギリスは大英帝国の歴史を通してさまざまな国を植民地化してきた国で、差別問題の根本を作り出した国なので、その根本をイギリス視点から学んでいくもので、おもしろいなと思い専攻しました。


Q2. イギリス留学のきっかけは?国際開発学に興味があってイギリスに行った?

「実は留学する前は、心理学を学びたいと思っていたんです。実は高校時代に精神疾患系の体調を崩し、入院した経験があって、体調が回復しいざ学校に復学しようと思っても、学校側の理解がなかったりなど、私のような経験をした人たちがスムーズに戻れる受け皿が社会的に整ってないなと思いました。これは日本社会全体の問題だと思うのですが、カウンセリングを受けたりすること=心が弱いというような印象を受けがちなのですが、特に思春期などに精神疾患にかかったりすることはそんなに珍しいことではないと知って。それをきっかけに、教育を通してそのような社会を変えていきたいと思い、心理学を学びたいと思ってました。」

「でもイギリスでの心理学は、統計学が中心で、数字と向き合うような学問で、私のしたい学問は人に寄りそう学問だったので、違うなと思いました。そこから色々な学部を調べていると、いまの国際開発学部に出会いました。「マイノリティーの人たちに手を差し伸べる」という部分では、自分の勉強したかった心理学と似た部分があり、自分の中でも一貫性があると思って、国際開発学を専攻することにしました。なかなかこのルートをたどるひとはいないと思います(笑)」

ー心理学から国際開発学への切り替えはかなりおもしろいですね!でも、なんでイギリスに留学しようと思ったんですか?

「留学したいという思いは中学生のころからあり、高校でお世話になっていた英語の先生がイギリス人の方で、その人の影響が大きかったです。その人からイギリスの話などを聞いてるうちに、なんとなく日本人の性格と似ているような気がして。あとは直感で「合うかな」と思ったんですよね。」

ーそのイギリス人の先生とは何か接点があったんですか?

「ありました。文学部出身の先生で本を読むのが好きな方で、私も当時結構本を読んでいたので、本の感想文を英語で書いてそれを先生に添削してもらってました。プライベートなこととかも話してました。」

ーじゃあ、西野さんにとってその先生は恩師のような存在ですね。

「そうですね。いまでも連絡とってますし、留学する前の英語の試験や大学の悩みなどを相談したりしてます。」

ーちなみに何の本を読んで添削してもらったんですか?

「えっと…ラッセルの『幸福論』!」

ーえ?!それを高校生で?!すごいですねー!!高校生でそれを読めるなんて…!わたしなんか高校生の時そんな難しい本読めなかったです(笑)
なんで『幸福論』を選んだのでしょうか?

「心理学が興味があったので、答えが出ない命題を永遠に考えるのが好きで。
入院するようになってからそういう本を読むようになりましたね。入院中にはまって読んでいたのが、太宰治の『人間失格』なんですけど(笑)
「この主人公なんでこんなに人間臭いんだろう」って思いながら読んでましたね。入院中に『人間失格』を読んで周りには心配されたんですけど、主人公の人間臭さに共感したんですよね。主人公の不器用さとか、「正直すぎて主人公は悩んでいるんだろうな」って高校生ながらに思ったんですよね。」

ーへえ、でもそういう夢中になれる本に出会えるのって幸せですよね。蛇足なんですけど、太宰治の『斜陽』が非常に良いって聞いたんですけど…読まれましたか?(未だ読めていない橋本…)

「読みました!太宰に出てくる物語の人物ってみんな人間臭くて、正直で、それが人間のありのままなのかなって思います。」

Q3. 今まで読んだ中で心に残っている本はありますか?

「やっぱり太宰治の『人間失格』が一番心に残ってますね。あと『星の王子さま』ですかね。『人間失格』と『星の王子さま』ってすごく相反して見えるんですけど、どちらも純粋な視点があるように思えるんですよね。」

ーたしかに並べてみるとかなり相反しているようみ見えますけど、たしかに言われてみたら、人間臭さはありますよね。この二つの本をはじめ、いろんな本が西野さんにインパクトを与えたんですね。

Q4. イギリスの生活はどうでしたか?
「最初はホームシックで、大変だったんですけど、でも、イギリスでも人に支えられてなんとかやってきたなと思いますね。」

ーそうなんですね。どんな人に出会いましたか?

「最初は日本に帰りたかったんですけど、留学前に出会った日本の方が同じ大学の大学院に通われている方で、その方に町の案内をしてもらったり、バスの乗り方とか、チケットのことや、スーパーのことなど全て教えてもらいました。そういうお姉さん的存在にも恵まれました。大学の友人にも恵まれたなと思います。大学のバレエサークルが同じのイギリス人の仲が良い友人がいるんですけど、私がサークル内のオーディションで差別を受けた時に、その子が真っ先にそれはおかしいって言ってくれたんですよね。私を励ましてくれました。」

「その子とはサークル内のイベントで仲良くなって、実はその子も高校時代にカウンセリングを受けた経験があって、私と同じような理由で心理学を専攻したかったそうで。いまは文学部で勉強しています。」

ーおもしろいですね。仲良くなった友人が、自分と同じような経験をして、自分と同じような理由で心理学を専攻したいと思ったけど、違う勉強にシフトしたというのは。まさに「ご縁」ですね。


Q5. 日本にいた時とイギリス渡ってから、自分の中で変化はありましたか?

「だいぶ変わったとおもいます。メンタル的に強くなりました。自分の意見をちゃんと言えるようになって、今では自分が考えていることをもっと伝えたいと思うようになりました。」

Q6. RICCI EVERYDAYを知るきっかけは?
ーイギリスから帰ってきて、現在はインターンとして働いていらっしゃいますが、RICCI EVERYDAYを知るきかっかけは何でしたか?

「報道ステーションを見て知りました。日本に一時帰国したときに見ました。国際開発のなかでビジネス型の国際開発に興味があって、それをやっているのがRICCI EVERYDAYだったので、興味を持ちました。夏休み働きたいと思っていたので、インターンに応募しました。」

Q7. 働いてからRICCI EVERYDAYの印象は変わりましたか?

「そうですね、やっぱりスタートアップのエネルギーやスピード感はすごいですよね。何か思いついてからの施策に移るまでの期間がすごくはやくて、でもだからこそ、ここまで成長しているんだなと思います。」

ー確かにそうですよね。「これやろう」って話してから、次の次の日くらいからもう具体的に動いてますよね(笑)


Q8. 働きはじめてから感じるRICCI EVERYDAYの魅力は?

「ひとりひとりの意見が同等として扱ってもらえるところがいいなと思います。良い意味で上下関係がない。ひとりひとりの声を救い上げてくれるので、そこが魅力だと思います。


Q9. RICCI EVERYDAYで働いて、ご自身の将来のビジョンに何か影響はありましたか?

「実は心理学を学びたいと思っておりまして。企業の中でも心理学は活かせるんじゃないかなと思っていて、組織のなかの人のケアって大事だなって思いました。自分は周りから人のケアをしていくタイプだなと思っています。自分で勉強して資格とろうとしてます。それが今年の目標です。」

ー確かに、西野さんいつも一番外側から冷静に見ていて、大事な時に切り込んでくるイメージがあります。非常に大事な一言をおっしゃって下さりますよね。そして、自分で資格を取るために勉強するとは、素晴らしいですね!ポテンシャルが高いです!!

Q10. 小さい頃のゆめは?

「恥ずかしいのですが、モデルさんや女優さんになりたいと思ってました。小さい時からダンスをやっていたので、人前に出るのは割と好きだったので。初めて書いた七夕の短冊には「モーニング娘になりたい」って書いてました(笑)」

ーそうだったんですね!モーニング娘は私たちドンピシャ世代ですものね(笑)

Q10. 女性のエンパワメントや環境問題などについていつから興味をもちましたか。

「やっぱり体調くずした時からですね。小さいころは目立つようなことをしたいという子だったのが、身体を壊してから、「人を助けたい」と思うようになりましたね。」

ー具体的にはどのようなトピックに興味がありますか?

「イギリスに行ってから、アジア人の人権に対して興味を持つようになりました。国際開発学を生み出した国にいて、そこで勉強をしていますが、人権問題になると「黒人対白人」の話になり、アジア人については語られなくて、そこに違和感を持ちます。」

ーそうですね、どうしても人権問題となると「白人と黒人の関係の問題」というトピックでくくられがちですが、実際はいろんな人種の人たちが生きているわけですものね。そのなかでもアジア人について語られないというのは、不思議ですよね。

Q11. 西野さんの今後の展望は?

「んー。はっきりとしてないですが、もう一度心理学を勉強して、教育現場の意識改革に回るか、開発側の人間として日本にいる女性に対してエンパワメントする側になるか、欧州にいるアジア人をエンパワメントするか…この3つの軸があります。」

ー選択肢が沢山あるのはいいですね。聞いていてとても夢があって、楽しそうです。心理学を勉強するとさらにいろんなものが開けてきそうですね。


Q12. 最後に!西野さんのラッキーアイテムを教えて下さい。

「絶対に持ち歩いてるものは、リップを2、3本持っています。多いときは5本持ってます(笑)その時の気分に合わせて付けてます。やっぱりメイクやファッションは自分に自信を持たせてくれるものなので。今は韓国で人気のHERA(ヘラ)というブランドのリップがお気に入りです!」

いかがでしたでしょうか。私も根掘り葉掘り聞かせてもらい、西野さんの人生の分岐点についてや、西野さんの意外な一面などを垣間見ることができて、嬉しかったです。
いつも凛としているイメージでしたが、
私の中では「この人・・・面白いな・・・!!」と思うようになりました。

西野さんに限らず、色々な方のお話を聞くたびに「この世にはいろんな人がいて、誰一人として同じ道は辿らないんだな。」と思います。
当たり前の話ですが、意外と忘れがちですよね。
誰一人として同じ人はいないからこそ、この世界はおもしろいと改めて思いました。

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