"Stay Woke"とは?RICCI EVERYDAYと社会正義

皆さんこんにちは、RICCI EVERYDAYの高槻です。

もう2月も終わりですね。2月は28日間しかないため、いつもよりも早く時が過ぎるように感じます。


さて今回は、2月20日の「世界社会正義の日」という日にちなんだコラムです。


漢字ばかりでなんだか難しそうなテーマに見えますが、このコラムを通じて「社会正義」について一緒に考えていきましょう!


 

 

1.世界社会正義の日とは

2.社会正義とは

3.“Stay Woke”

4.RICCI EVERYDAYと社会正義



1.世界社会正義の日とは


毎年2月20日は「世界社会正義の日」と呼ばれる、国連が定める国際デーです。貧困の撲滅と公平な社会の実現のため、世界各地で啓発活動が行われます。


例えば、ILO(国際労働機関)は、今年の社会正義の日に合わせ、パンデミックによって国内や国同士の格差が広がったことに懸念を示すビデオメッセージを発表しています。




 

2.社会正義とは


そもそも社会正義とは何でしょうか。難しそうに聞こえますが、日本国語大辞典によると、


「世間一般の通念から考えて正しい道理。法の下の平等、同一労働に対する等しい報酬など」


とのことです。


例えば、企業において同じ内容の仕事をしているのにも関わらず、正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間に賃金格差があるという実態は社会正義に反してると言えます。




 

3.“Stay Woke”


それでは、わたしたちは「社会正義」を守るためにどのようなアクションをすれば良いのでしょうか。


“Stay Woke” という言葉は ”Wake”(=目を覚ます)から派生した「(社会問題や不正義に対して)意識を高く持つ」という意味です。




世界中で起こっている社会の不公正や不正義に意識を高く持ち声を上げていくこと。


これが今私たちに求められていることだと思います。



4.RICCI EVERYDAYと社会正義


私たちが掲げているポリシーは“「正しいこと」を、真摯に、本気で。”です。


ファッション業界には多くの問題があります。低価格の商品を作るための劣悪な生産環境や、環境への負荷、アニマルウェルフェア、大量廃棄など...。


RICCI EVERYDAYは誰かの犠牲の上に成り立つブランドではなく、関わる人たちへパワーを与えたり将来への希望となったりするようなブランドで在りたい、とウガンダ・日本スタッフ全員でブランドを作り上げています。


私たちの取り組みをコラムでは随時ご紹介しています!ぜひ関連するコラムをチェックしてください。


<環境に対する取り組み>

RICCI EVERYDAYの環境への取り組み

エコ包装について

アフリカンプリントの買い付けについて


<文化の盗用の問題>

なぜ "MADE IN AFRICA" にこだわるのか


<アニマルウェルフェアについて>

レザー産業の実態、そして次世代のエコレザー


<社会問題に関して>

RICCI EVERYDAYと女性

ウガンダの教育について


参考文献


ILO “ILO Director-General’s message for World Day of Social Justice 2022” 

https://www.ilo.org/global/lang--en/index.htm


デジタル大辞泉プラス 「社会正義の日」

日本国語大辞典 「社会正義」