【2020年12月4日】アフリカンプリント生産過程のご紹介



みなさん、こんにちは。
RICCI EVERYDAY The Hill (代官山直営店舗)スタッフの橋本です。

もうすぐクリスマスですね。1年で一番心躍る時期です。
今年はお家でこじんまり過ごすクリスマスとなりそうですが、脳内だけは楽しいクリスマスソングをガンガンに流していたいものです。

また、直営店舗のディスプレイもクリスマス仕様になりました。アフリカンプリントで作られたリースや、ツリーなど視覚からもクリスマスを楽しむことできますので、ぜひ観にいらしてください。

さて本日は、そのリースやツリー、またアケロバッグシリーズなどに使用しているアフリカンプリントがどのように生産されているかをご紹介します。

私もRICCI EVERYDAYに来るまでは知らないことばかりでした。
今回は今まで勉強したこと、調べたことをまとめてみました。


1. アフリカンプリントの歴史について
2. 現代のアフリカンプリント生産背景
3. RICCI EVERYDAYとアフリカンプリント
4. ガーナの工場と生産風景
5. デザインについて
6. おわりに


1. アフリカンプリントの歴史について
まず、アフリカンプリントの歴史についてですが、どのような歴史をたどって現在の形になったのかという詳しい内容はすでに公開されている以下の記事にとてもわかりやすくまとまっています。
読み応えある記事ですので、ぜひご覧くださいませ。

(特に世界史がお好きな方は、読むとハマってしまうかも!?)


・アフリカン・プリント・ヒストリー(前編)日本とアフリカを繋ぐ生地

・アフリカン・プリント・ヒストリー(中編)日本とアフリカを繋ぐ生地

・アフリカン・プリント・ヒストリー(後編)日本とアフリカを繋ぐ生地



2. 現代のアフリカンプリントの生産背景
長い歴史のなかで、様々な国がアフリカンプリントに(良くも悪くも?)携わったことにより、現在アフリカンプリントは大量に生産されている状況です。

「アフリカンプリント」というので、アフリカでしか生産されていないと私も思っていたのですが、現在では中国系、インド系などといったところから大量に輸入されていたりします。

特に中国は、アフリカとの様々な貿易が拡大しており、布の生産においても、人件費が安かったり、作るスピードがはやかったりするので、布を大量に効率よくつくることができるのです。ですので、布のラベルをよく見ると、中国の電話番号が記載されているものもあるそうです。
ウガンダでもアフリカンプリントは売られていますが、ウガンダの布マーケットでは輸入元がどこだかわからない布が多くあるそうです。


3. RICCI EVERYDAYとアフリカンプリント
RICCI EVERYDAYでは以上のことを踏まえたうえで、布の買い付けはほとんどガーナで行っています。その理由をご紹介します。

①アフリカの企業を応援したい
RICCI EVERYDAYの理念のひとつに、「”正しいこと”を真摯に、本気で」というものがあります。

”人々が受けている社会的な疎外や劣悪な労働環境、環境破壊、衣料廃棄、人種差別、アニマルウェルフェア、そして文化の盗用など。
グローバルにファッションブランドを続ける上で、向き合うべき課題は多岐にわたります。
誰かの犠牲の上に成り立つブランドにはしたくない。
関わる人々や環境が、将来世代にわたって幸せになることを目指して。私たちができる「正しいこと」に、真摯に、本気で、取り組んでいきます。" (参照:https://www.riccieveryday.com/pages/about

アフリカンプリントの製品をお届けする上で、やはりアフリカ企業からアフリカで生産された布を買うことがRICCI EVERYDAYの理念に当てはまると考えています。これは、国や文化への敬意を表明することにも繋がると考えます。(文化の盗用問題にも繋がる話ですね。)

アフリカンプリントを作るアフリカの企業や、作り手たちはもちろん、アフリカンプリントの未来をより明るいものにしていくためにも、RICCI EVERYDAYはこの理念をもとに、これからも応援していきたいと考えています。

②環境に配慮されたものを使用したい

先ほどもお話したように、大量生産で作られたアフリカンプリントが多く流通していますが、大量生産する布の工場からは、かなりの汚水が排出されることがわかりました。

先にもご紹介したRICCI EVERYDAYの理念には、環境に配慮した優しい方法でモノづくりをしていきたいという考えもあるため、そのような工場で作られた布は買わないと決めています。
そのような工場から買い付けることによって汚水排出に加担し、環境に影響を及ぼすことに繋がると考えるためです。

これを踏まえて、RICCI EVERYDAYは、環境に配慮した方法でアフリカンプリントを生産しているガーナの工場の布を買い付けています。

4. ガーナの工場と生産風景
では、ここからはガーナの工場の様子と生産風景をご紹介いたたします。

①印刷の下準備

写真の右上の手前と真ん中の奥の方に白いものがみえると思いますが、この白いのがアフリカンプリントの布(綿)になります。
この布に綺麗に印刷できるようにピーンと伸ばしております。


②印刷
①で準備した布に柄をプリントしていきます。

手前のローラーにインクを入れて一気に印刷します。白かった布に柄が印刷されていることがわかりますね。
(これを目の前で見たら、ダイナミックなんでしょうね…!)


そして、色を付けます。左に見えるローラー一本につき、一色を付けていくそうです。すると、できたてほやほやのアフリカンプリントが表れます。
心なしか、できたてのアフリカンプリントはより色が鮮やかに見えますね。


印刷した布はこのように乾燥させます。


③使用した水を浄化
アフリカンプリントを印刷したときに使った水を下のタンクで浄化し、綺麗にします。

④水が綺麗に…!

浄化するとこのように、無色透明の水になります。
そしてこの水をまた再利用し、アフリカンプリントを作ります。

このように、環境に配慮した方法で作った布を使ってアケロバッグなどを作ることで、良い循環が生まれると考えるのです。小さな循環ではありますが、その小さなものがだんだん大きくなること願っています。

5. デザインについて
よくお客様から「この柄はありませんか。」というお問い合わせをいただきます。

実は、ガーナの工場でデザインしているアフリカンプリントは、あるデザインを一定期間生産すると、そこで生産を終えてしまうことが多く、そのあとまた同じものに出会えるかどうかわかりません。ずっと同じデザインの布が出るということはあまりないそうです。

なので工場の生産のタイミングとRICCI EVERYDAYが布を買うタイミングによっては、もう出会えない柄があることも…。
そうなると、お客様のご希望の柄をご用意することは難しくなります。

まさに一期一会。

その代わり、新しい柄にたくさん出会うこともできます。
アフリカンプリントは「出会い」の大切さをも教えてくれる、深いものなのですね…。

6. おわりに
以上が布の生産に関するお話になります。いかがでしたでしょうか。
お客様がいつも大切に使ってくださっている、アケロバッグシリーズや小物の背景にはこのようなお話があります。ぜひこれからも大切に使っていただけましたら幸いです。

また私たちRICCI EVERYDAYもこれからも環境に配慮したモノづくりを心がけ、地球がすこしでも良い環境になるよう努力してまいります。


<コロナ対策を徹底し、営業しております!>
スタッフは検温の実施および、マスク着用の上みなさまをお迎えいたします。
ご来店いただいた際には、ドア付近にあるアルコールジェルでの消毒にご協力お願いいたします。

<ご来店の事前予約・オンライン接客サービスについて>
現在、直営店舗では遠方にお住まいのお客様にもお買い物を楽しんでいただきたく、LINEビデオ通話にてオンライン接客サービスをご案内しております。
また、店舗に直接ご来店いただく際には事前のご予約をお願いしております。当日のご予約も可能です。ご希望時間帯の1時間前までにご予約くださいませ。

以下のリンクより、ご来店の事前予約、オンライン接客サービスのご予約が可能です。

ご来店の事前予約・オンライン接客サービスはこちらから



RICCI EVERYDAY The Hill

東急東横線 代官山駅 中央改札より徒歩4分
東京都渋谷区猿楽町24-1ROOB2 2階C 03-6455-2446